ラウェイ好きの格闘技ブログ(仮)

格闘技ファン歴20年以上なだけの一般人ブログ(最近週1でキックボクシングはじめた)

新生K-1の今後についての不安まとめ (改)

noteに書いた物を加筆修正 

 

中村拓巳プロデューサーが退任

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カルロス菊田氏が新田に就任 QUINTETと提携

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ヘビー級が「K-1 WORLD GP」、中・軽量級を「K-1 WORLD MAX」に

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K-1プロデューサーにして現KNOCK OUTプロデューサーの宮田充氏がKrushプロデューサーに

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全開国宣言

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率直に すごく、すごく不安

最初に思った感想は重量級に力をいれてくれるのは嬉しい。
次に思った感想は身内チケット目当てに20試合以上組んでるような状態で世界進出なんて大丈夫なんだろうか。
最後にQUINTETと提携する利点とは?

QUINTETと会場代折半ないし多く出してもらったかわりに前座みたいなのに甘えたということ・・・?

 

新生K-1のビジネスモデルはアマチュア・甲子園・プロの3本柱を目指し、ジム会員・フィットネス会員の会員料で稼ぐ。そして各大会のスポンサー収入を得る。
なので、選手の関係者やジム関係者の所謂身内チケット、手売りで会場収入をあげる 言ってしまえば身内キックの最高到達点にある。


急にビジネスモデルの変更は難しいと思うので、どうなんだろうなというのが1つ。

次に海外キック、極真空手QUINTETと関係を強めていく路線。海外キックと極真空手はどんどん交流していくべきだと思う。特に極真空手は与座レベルの選手が格闘技を続けなくなるという現象を起こしているので、そこの受け皿として期待したい。日本トーナメント 極真トーナメントとかやってもいいかもね。

ただ海外キックとの交流ってわりとやってたよね・・・? わざわざ大々的に発表するようなことなのか。GLORYやONEレベルならわからないでもないのだけど・・・

そして海外大会への進出だけど、10年前ならともかく今更K-1の名前で選手呼んだり・集客できるのだろうか。既存の海外団体にK-1選手を派遣を強くアピールしたり、K-1提供試合として1・2試合海外団体でやってもらうとかのほうがコスパが良い気がする。サムネにも貼ったけど(これ公式)、なんか画像やすっぽいし、というか左の機械翻訳じみた日本語何よ

K-1MAXとして軽量級をリスタートってあるけど、事実上の格下げになってない?   大丈夫? WORLD GPのままのほうが良かったんじゃない・・・?
わざわざ分けるほどヘビー級の選手集められるの?というかクルーザーじゃなくて大丈夫?
今のK-1は通称新生K-1って説明するのも地味に手間だったのに新生K-1K-1MAXってのがあってぇって地味に手間が増えるんだけど・・・

K-1ジムヘビー級ジャパンみたいなのを関東・関西で立ち上げするなど、ヘビー級で世界展開するなら、日本人・在日外国人のヘビー級の人材は組織的に取り組むべきだと思うけど。せっかく身内キックの最高到達点にいるんだから、その強みを活かす取り組みしないと勿体ないと思う。

一部のトップファイターから出ていた、世界のトップ・世界の強豪とやりたいってのは、ONE・GLORY・ラジャ王者・ルンピニー王者レベルの選手とやりたいってことなんじゃないかな?RISEやシュートボクシングもここに含まれるかもしれない。
とりあえず海外団体の選手なら誰でも良いって意味じゃ無いと思うんだけど。
まぁフェザー(57.5kg)級以下の選手が海外・世界の強豪とやりたいってのはちょっと意味がわからないってのもある。フェザー以下は日本人が強いよ。過去の53・55・57.5のトーナメントも決勝にきたのほとんど日本人だったでしょ。60kg、65kgにあげてもらって・・・
いや、60も決勝は日本人対決多かったな・・・62.5kgが外国人の強豪とやる最低ラインかもしれない。

あとは何の根拠もないんだけど、菊田プロデューサー 桜庭和志さん 前田日明さんって何か負のオーラすごくない・・・?
前田憲作P宮田Pのような貫禄や、中村Pのようなこれから上へ目指しますみたいなものが無いように思う。

まぁ魔娑斗プロデューサーみたいな、オーラがあっても微妙な感じになったこともあったけど・・・

とりあえずこれらの心配が杞憂にすぎず、万事うまくいってくれることを強く願う。

 

渡慶次幸平 久しぶりのラウェイの試合へ・・・ &ラウェイの解説

8月20日ミャンマーにて試合

渡慶次試合ポスター

 

きたる8月20日14時(現地時間)、日本を代表するラウェイファイター渡慶次幸平(とけしこうへい)が、2021年10月以来およそ3年ぶりのラウェイの試合に臨む。それもクーデーターやコロナによって情勢不安だったミャンマー現地でだ。

渡慶次がミャンマーで試合するのは2020年2月9日以来でとなる(この試合含めてWikipediaは数試合漏れている・・・)。

 

前回ミャンマーで試合した時はシュー・ヤーマン相手に(数日前の緊急オファーという事情もあったが・・・)KO負け、さらにその前の2019年11月3日もトゥー・トゥー相手に4RKO負けで連敗中というのもあってミャンマーでは2018年以来の勝ちを狙っている。

 

試合自体の配信はSKYNETミャンマーのテレビ局)がネット配信するとは思うのだが、ちょっとその辺は不透明だ(以前見ることが出来たFacebookのページ見られなくなってるし・・・)。

 

X(Twitter)などで情報を告知してくれることを願う。

twitter.com

 

 

ラウェイとはそもそもどんな格闘技なのか

新生K-1Krushを見ている人は南雲大輝の存在で名前だけ知っている・・・なんて認識があるかもしれない。RIZINを隅々まで見てるなら上述した渡慶次や浜本キャットの存在で名前だけ聞いたことがあるなんてこともあるかも。武尊がYouTubeにてラウェイやりたいって発言したことも一部で話題になった。

↓実際の試合の様子↓※流血などによるグロ注意

 

www.youtube.com

まず基本的なルールだが

・3分5R インターバル2分 ※3分3R、3分4Rなこともある

・パンチ、肘、蹴り、投げ、頭突き が有効

・手にはバンテージを着用(グローブはつけない)

・試合中1度のタイム有り(ダウン1つに加算) セコンド・選手どちらも要求可能

・3ノックダウンシステム

判定決着が存在しない(KOか引き分け)

 

初期UFCを思わせる過酷なルールである。そしてラウェイが他の格闘技と大きく違う点がスポーツではないことにある。

スポーツであるなら選手の安全をある程度は守らないといけないが、ラウェイにおいては戦士であり勇者なので、そのあたりの扱いが良くも悪くも現代的ではない。

 

そして書いたように肘どころか頭突きが許可されている。ハイキックからのジャンピング頭突きでKOをとる。頭突きで相手を下がらせて三日月蹴りを突き刺すなんて戦術まで存在している。

かつては関節技が許可されていたり、金的攻撃はスルーされる(男らしくないという理由で推奨はされてなかった)など今よりも過激ではあったが、関節技になりそうだったらレフェリーが割って入ったり、金的によるノーコンテストが生まれるようになったりとレフェリングに変化が生まれている。

掌底はルール上大丈夫なはずなのだが(ラウェイの日本のお偉いさんに聞いた)、なぜか試合で注意くらったりする。ワセリンを顔に塗りたくる選手が多いので許可されているのかと思ったら拭き取ることもある。摩訶不思議だ。

後楽園ホールで最前列で観戦してたら選手の血が飛んできたこともあった。格闘技観戦して20年以上だが、人って殴り合うとこんなに裂傷するもんだと驚いた。

 

渡慶次幸平とは

1988年6月4日生まれ 小学生の頃に野球をはじめ、高校時代には沖縄県立糸満高等学校の野球部でレギュラーになる。その後、山本KID徳郁に憧れて上京(ホームレスとして冬を過ごすなんてこともあった)。DEEPを経てパンクラスで2012年にプロデビュー。パンクラスを中心にキャリアを重ねTHE OUTSIDERにも出場。勝ったり負けたりを繰り返していた。

2017年ラウェイ日本大会のオファーが舞い込むとファイトマネーの良さなどもあって出場。ラウェイデビュー戦はTKO負け ラウェイ2試合目は計量オーバーするなど良いところがなかったが、ミャンマーで開催された大会に出場するとダウンを奪い合う激闘を展開。現地でバーサーカーと言われるようになる(暴走タコライスバーサーカーと聞き間違えられた説あり)。

2018年ラウェイ日本大会で念願の初勝利。次戦では序盤押されつつも投げでダウンを奪う珍しい展開になりつつ盛り返して勝利。その後MMAファイターがラウェイをしているようなファイトスタイルから、立ち技主体のスタイルへとモデルチェンジしていった。その後圧倒するも仕留めきれずに歯痒い試合が続くもミャンマーの大会に出場し年間王座を戴冠。

 

2019年2020年は日本大会では無双するもミャンマーの大会では二連敗。ダーツの旅で地上波デビューを飾ったりもした。そのままコロナ禍とミャンマーの情勢不安もあってラウェイから遠ざかり、キックに挑戦したり、MMAを再度おこなったり、キックに挑戦したりした。

2021年以降、新運営によるラウェイ日本大会が開催され二大会に出場し、いずれもKO勝利。しかし新運営のラウェイがあまり開催されないこともあってRIZINやDEEPに出場したりしていた。

2023年夏 ついにミャンマーでのラウェイの試合へと舞い戻ることが出来た。

身長170cm体重75kgといわゆるミドル級にしては体格に恵まれているわけではない。しかし階級にふさわしいパワーと、見た目に合わない蹴りのテクニックを備えている。奥脚へのローキックと三日月蹴りは強烈。

35歳と格闘家としてはベテランの年齢になってきたが、久々のミャンマーでの試合 どうなるか

 

ラウェイ初勝利の試合

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投げでダウンを奪った珍しい試合(ムドーのセコンドに南雲がいる)

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You Tubeで見られる中での渡慶次の最新のラウェイの試合

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坂口拓のチャンネルに出演した動画

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渡慶次幸平関連リンク

ラウェイ 渡慶次 幸平 オフィシャルサイト

渡慶次 幸平オフィシャルサイト | Bitfan ※ファンクラブ

渡慶次幸平 ラウェイ (@tokeshikouhei) / Twitter